コードの概念的なお話
コードって言ったら、暗号化された、とか符号化された何かという意味です。
で、音楽で言うコードは、読む側に立つと、曲の部分においてこの和音で伴奏することを
推薦(おすすめであったり、場合によっては強制)する暗号です。
チョット話は飛んで ZIPCODEというと、郵便番号で、都道府県、何々町迄、
6桁の数字で分かるように、
はたまた BARCODEだったら、太さの違ういくつもの縦線を
専用のPPと呼ばれる機械でピッと読むと、品目や商品名値、値段、加算される税金額など、
一瞬で読み取れる便利なもの。
QRこーどなんてのもありますね。
話は戻って、音楽では、Cというコードを見たら、推奨される伴奏の構成音が、
root音がcで、三度音は、長三度だから、Eで、五度音はこの場合完全五度G
べースは、まずドで始まり、あとは、三度音のミとソを、ほかの楽器で一緒にひいたり
割り振って、それぞれが弾いたりしてね。 という意味です。
読み方が分かってくると、大変便利!
省略できるものはとことん下(ベース音)から省略して暗号化した結果、
ベースは、弾いていいのはドだけじゃないけど安定させるためにコードの変わり目で
最初の大文字の音弾いてねって、Cならドで始まるフレーズを、
三度音は、特に指定がない(省略されてる)小文字のmがないから、rootに対して
長三度ってことで、ミを使って、五度音も何にも書いてない(省略されてる)から
完全五度なので まあこの場合 ソってことで。
簡単に、なるべく短く、推奨する伴奏の和音を記したのが、
コードですから、その略し方を解っちゃえば、
コードは掛け算九九より簡単。
コードブックもいらないです。