コードを覚えずに

コードの仕組みを覚えるべし!

 

   コードは、仕組みの方を覚えて行くのを お勧めします。

 暗記が好きでそれに楽しさを感じる方ならCは ド・ミ・ソ

 Am7-5は、ラ・ド・ミ♭・ソ・・・と、構成音を覚えるのも

否定はしませんが、多くの場合、これだと気が遠くなります。

  それより、コードの仕組みを先に知っておけば、ギターにせよ

鍵盤にせよすぐに手が反応しないにしても、コードトーン(コードの

構成音は確実にわかります。)

  そうなれば、コードブックは必要ありません。

 

 コードタイプ別に、同じ規則性があるのですから、

 例えば、C(Cメイジャー)を知れば、残りの

11個のメイジャーコードは、すべてわかったと同じ事。

 

 ギターの場合、フォームで覚えれば、開放弦を含む

いわゆるオープンコードは、いったん置いといて、

セーハを含むコードフォーム1個覚えれば理屈の上では

すべての同じタイプのコードが弾ける訳です。

  何故理屈の上かというと、あまり高いフレットで

コードを引いた場合、ガットギターならウクレレのように、

スチール弦のギターならマンドリンのように全体の音色そのもの

が楽曲にとって好ましいものにならない場合が多いこと、そして

高すぎるフレットでは、フレットの間隔が狭いので、

抑えるのに無理があるからです。やってみるとわかりやすいのですが。

 

 ギターの話はこれくらいにして、鍵盤でのコードは、

より見た目に解りやすいといえると思います。

 C(メイジャー)を例に挙げると、まずCルート音のド

三度音のミ 五度音のソが解っていれば、

 それぞれの音の隔たりが何度、もしくは半音ずつ数えて

いくつと覚えればよいわけです。

 それを F(F メイジャー)なら、ルートの

Fから同じ数ずつ上がったところを抑えていけば

ファ・ラ・ドにたどり着きます。