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レッスン内容特別公開

教室長くやってると、
教室長くやってると、

  レッスン1

 ヴォイストレーニング基本 発声練習

 

 まずは、どこの教室でも教われるのですが、

例えば 長音階5度まで、ドレミファソファミレドー

だったり、オクターブドーレミファソラシドー

これを半音ずつ上げ下げして歌ってみる。

 

 それを伴奏する私が、次のステップでやることは、

リードなし。

 つまり、メロデイーを一緒にひかない。

 でいて、シンガーさんがちゃんと調整感のある

歌い方ができているかをチェックしながら、

発声練習を進めて行きます。

  自分一人でやるなら面倒ですが、録音して、直ちに聞き返す。できればスローで。

  をお勧めします。

 

   次のステップ以降がオリジナルメソッドになってきますが、ある程度声が出てきたら、

 実際に歌う時に必要な直観的コントロールに結び付けることが最も大事なことと考えるので、

少し意地悪なようですが、規則正しく半音ずつをあえてやめ、ランダムなキーを息継ぎごとに提示してゆきます。

 

   一人カラオケで練習する方は、曲中でキーを変える、テンポを変えるを、

  やってみてください。

   勘違いしがちなのが、仮にAという歌を習得したい場合 想定される本番通りのキー

本番通りのテンポで練習することこそが近道と思いがちなことです。

   

 私たちが、あるモノを知ろうとするとき、ただ正面から見るのではなく、

 持ってみる、持ち上げて下から見てみる、触ってみたら意外と柔らかかったと気づく、

そうしてそのモノをより、確実かつ深く知ることになります。

 

  キーを変えてみる テンポを変えてみるは、音楽で言うそういう行為になるので、

いつものキーに戻って打つ時の、土台のマインドに、安心感をも増やしてくれます。

   これはとても感覚的なところで作用するのでしばらくやってみないとわかりません。

  ぜひお試しを。